就農をお考えの方へ - イメージと対応

Step1 まずは情報収集や基礎知識を収集しましょう

あなたのしてみたい農業はどのようなものでしょうか?

◎あなたが農業に向いているか十分な情報収集を行い、農業とはどんなものか十分に理解することが重要です。 あなた自身の責任で職業として選択する可能性を見極めてください。

◎島根県の農業について、疑問やわからないことがありましたらまずはご相談ください。

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Step2 農業・農村の暮らしを体験しましょう

頭の中のイメージと現実のギャップは予想以上に大きい。

◎農業は自然が相手ですから、一度災害にあえば収穫がなくなってしまう恐れがあります。 単に「会社勤めより楽しそうだから」「田舎暮らしに憧れるから」といった理由だけでは農業を職業にすることはできません。

◎何が本当にやりたいのか、自ら体験することが最低限必要です。 農作業や農村の暮らしが自分に合っているのか、実際に農作業を行ったり農村に滞在することで体験的に見極めていくことが大切です。

◎体験の方法としては、近所の農家に頼んで休日等に農作業をさせてもらう、農業大学校等で開催される就農準備校、県やJA等が開催する短期研修、 ワーキングホリディ(農家に宿泊しての農作業体験)等に参加するなどの他、市町村等の滞在型農業体験施設を借り受けるなどの方法があります。

  • 県、市町村、公社、JA等による就農支援研修制度の情報についてはこちらへ

Step3 農業を始める決断をしましょう

決断する上でもう一度確認しておきたいこと

◎あなたに農業を始める「こだわり」がありますか
新しく農業を始めるということは、新たに事業を開始するということであり、こういう理由でこんな農業がしたい!という「こだわり」が必要です。

◎農業のリスクや厳しさを理解していますか
農業は自然を相手にするものであり、農業開始には多額の経費がかかります。 農業で生活が軌道に乗るまでに平均3~5年程度を要する場合が多く、その間の生活費の確保の問題や所得が不安定な期間が続くことを念頭に置き、 これらリスクを十分理解したうえで決断することが大切です。

◎家族の理解と協力が得られますか
農業はサラリーマン生活とは違い、家族単位で農業をするということになります。 そのため配偶者や両親、子供さんの理解が得られるよう、事前に十分な話し合いをしましょう。

◎農村社会で暮らせますか
農村で生活を始めるには、周りの方の協力が必要になることもあります。 そのため、農村での様々な行事や共同の作業には積極的に参加するなど、地域社会にとけ込む努力も大切になります。

Step4 やりたい農業のイメージを具体化しましょう

やりたい農業のイメージを具体化

◎経営作物は、どのような栽培方法で、どれだけ作るのか
水稲、野菜、花き、果樹、畜産…、一口に農業といってもその内容は多様です。作物によっては露地栽培の他に集約的な施設栽培もあります。 また、栽培方法についても、経営者の考え方や農薬や肥料の使い方などによりいろいろなやり方があります。

◎就農地はどこにするのか、農地は購入か借地か
どこで、どんな農業を行っていきたいのかというイメージを、あなたの就農目的に沿って具体化し、それを固めていくことが必要です。 それにより進むべき方向が見え、選択肢が絞られてくるでしょう。もちろん、生活条件も判断基準になります。

◎栽培技術、経営管理をどのように習得するのか
農業は、自然を相手にするものですから教科書どおりにはなかなかいきません。 家庭菜園程度の小面積で行っていた経験が、そのまま大面積での栽培に役立つわけではありません。
そこで、「始めたい農業のイメージ」が決まったら、徐々に栽培技術や経営管理のやり方を身に付けていく必要があります。

◎資金の調達、住宅、生活費の確保をどうするのか
新しく農業を始める場合、農業開始に向けた準備にかかる資金、農地や住宅の購入や借り入れ、必要な農機具の購入、ハウスや畜舎などの施設の建設にかかる資金のほか、 種苗や肥料・農薬の代金など営農するのに必要な資金や、現金収入が入るようになるまでの生活資金も必要です。
資金については一律にこれで良いという基準はなく、自らの経営計画、目標とする生活、それらの全てを総合した生活設計そのものが問われるものです。
将来を見据えてじっくりと計画を立てましょう。

Step5 技術やノウハウを身につけましょう

農業は、明日から始めようと思ってもすぐにというわけにはいきません。 農業経営を開始するためには、ある程度農業技術を習得しておかなければなりません。 そのため、いろいろな研修制度を利用して、技術を習得しましょう。

◎技術の基本は「基礎技術」であり、これを十分学ぶことにより様々な問題への対応力が身につきます。

◎就農前に対象作物を最低でも1サークル以上栽培してみることが必要です。

◎各地農業改良普及センター、島根県立農業大学校、各市町、各市町公社、各地農業協同組合(JA)で研修を行っていますので、研修先の選定等について相談してください。

  • 研修先や就農地候補地探し、就農プランの策定等の具体的なご相談についてはこちらへ
  • 県、市町、公社、JA等による就農支援研修制度の情報についてはこちらへ
  • 研修期間中の助成・支援制度についてはこちらへ

Step6 応援してくれる先輩・友人・機関を持ちましょう

就農とは、あなたの農業の目標を実現するためのスタート地点に立つということです。まずは、栽培技術を磨き生産を安定させ経営を軌道に乗せることを最優先に考えましょう。

◎一般に品質の良い作物を安定的に生産し、農業で食べていくためには3年から5年程度かかると言われています。

◎農村に暮らして農業を行っていくためには農業用水、道路、施設等の地域の共有財産を使う必要があります。 地域の行事や共同作業に積極的に参加し、地元の農家の人、地域の住民の人たちとの信頼関係を築いていくことが大切です。

◆◆◆ 就農後の留意事項 ◆◆◆
サラリーマンなどから新しく農業を始められる方は、次の点に留意してください。
  • ◆サラリーマンのときには、給与から一括差引かれていた税金、福利厚生費のうち、市町村民税、国民健康保険料は前年度の所得額などに対し課税されます。
  • ◆これまでの厚生年金にかわって、農業経営者など自営業者の加入する「国民年金」は満20歳以上の者すべてが対象になります。さらに、農業経営主には「農業者年金」への加入が義務づけられています。
  • ◆就農と同時に始まる農業資材や生産物の取引等の経済活動は、地域のJA(農協)を通じて行うことが多いため、JA(農協)の組合員となるための手続きも必要となります。

就農までのプロセス »


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